今回、GCP以外で同様のサービスがあるのか気になったので調べてみた。
巷で有名な永久無料VPSといえば、Google Cloud PlatformのAlways Free(永久無料枠)を思い浮かべる方が多いだろう。
しかし、実際はクレジットカードの登録必須かつ無料枠を越えれば自動的に課金されるという恐怖仕様だ。
クレジットカードの登録が必要なのは仕方ないと思うが、無料枠を超えると問答無用で課金されてしまうのは困る。
という訳で他のサービスを探してみた結果、似たようなサービスを見つけたので今回はそちらのサービスを紹介する。
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)というサービスはGCPと同じくAlways Free(永久無料枠)があり、かつ自動で課金されることがない。
ただし、登録から実際にVPSに公開鍵認証で接続するまでが非常に分かりにくかった(あくまで筆者の感想だが)ので備忘録として記しておく。
まずはOCIのトップページへアクセスし、OCIを無料で試すから会員登録を進める。
※途中で入力するクラウドアカウント名は変えられない。また、ログイン時に表示されてしまうので注意しよう⚠
アカウント情報、住所(アルファベットで記載)を入力して進めていくとクレジットカードの登録画面になる。
筆者はクレジットカードではなくデビットカードを登録したが、このときデビットカードの残高(口座残高)が140円以上無いとエラーになって最初から入力し直しになるので注意しよう。
無事登録が終わったら、ログインページからログインしてみる。
このような画面になっていれば登録成功だ。
下準備が終わったところで、VPSサーバーを作っていこう。
ページを下にスクロールし、リソースの起動というところからVMインスタンスの作成をクリック。
SSHキーの追加というところで秘密キー及び公開キーのダウンロード後、作成ボタンを押せば完了だ。
ボタンを押したあとしばらくするとインスタンス情報が載っているページに転移するので、パブリックIPアドレスとユーザー名をメモしよう。
あとは自分の好きなターミナルアプリでSSH接続をすれば良い。
SSH接続の仕方がわからない人は、下記で詳しく説明されているので見てみてほしい。
会員登録の流れをPDFにまとめたので、分からない場合はPDFを見ながらやってみよう。